初めまして。結婚指輪・婚約指輪のクチコミサイト「Ringraph」でエンジニアをしているふじしーと申します。
この記事は先日社内で開催された「WP HACK DAY」での開発内容や、エンジニア、デザイナー横断での開発での学びを共有できればと思います。
目次
- 課題
- 作成内容
- 開発での学び
- 最後に
1.課題
社内ハッカソン、WP HACK DAYでは「クリエイターの一体感作り」と「技術挑戦の機会作り」を目的とし、毎回テーマを変えながらデザイナーエンジニア横断で4人1チームのチーム開発を行います。
第6回目のテーマは「ビジョン実現につながるもの」
ウエディングパークでは「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンを掲げています。
またビジョンとは別に、ビジョン実現に向けどんな組織でありたいか、どんな未来を創っていきたいのか、部署や部門単位で認識を合わせるために「ありたい姿」を定めています。
例:弊社サービスRingraphのありたい姿
これをチームで決めることで共通認識を得られたり、組織としての一体感が増します。
しかし共通認識として持っていても、実際にそのありたい姿に対してアクションできているのか。アクションできていたとしても、それがビジョン実現に近づいているのかはなかなか感覚では分かりずらいという問題がありました。
そこで実際にそれぞれの部門や部署でありたい姿になるためにアクションしたことを投稿する仕組みを作成しました。
2.作成内容
ウエディングパークではプロフっちょという各部門ごとに社員のプロフィールが見れる社内ページがあります。この部門ごとのページにありたい姿の投稿フォームを追加しました。
プロフっちょの一覧ページ
入力ページ
ありたい姿やそのために実施したアクションも入力できます
実際にアクション投稿数が多くなると…
投稿後の画面
さきほどはピンクの坂道だったものが、緑の坂道が増えていますね!
アクションが増えれば、坂を登っていけるような仕様にしました。このように、ありたい姿になるためのアクションによってビジョン実現へ近づいていくことを表現しています。
また他部署がどのようなアクションを行っているか、その進捗も確認できます。
部署は違えど全社ビジョンの実現を全員で目指している感覚が得られるような仕組みにしました。
3.開発での学び
今回、エンジニア、デザイナーそれぞれ4人とも技術挑戦をするというテーマもありました。
デザイナーがエンジニアとハンズオンでLaravelを触ったり、逆にエンジニア側がデザイナー領域であるSaaSを触ったり。
日々の業務では触れる機会のないお互いの領域を学び合うことができたのは今後の業務にも活きそうです。
実際に対面で開発することによる学びが沢山あり、非常に勉強になりました。
また当日7時間という時間で作り切る中で、途中想定していた全ての機能を入れることは難しくなりました。
しかしチームで話し合って機能を削ったり、代案を考えたりして調整することでなんとか形にして間に合わせることができました。
改めてチーム開発では密な会話が大切だと実感しました。
この規模、かつ短い時間だったのでかなり密な会話が可能でしたが、より大きなチーム開発でも意識していく必要があると思いました。
4.最後に
皆さんも目標を作ったり、宣言をしたりすることがあると思います。
でも実際は宣言だけで終わってしまったり…
今自分が目標に対してどのくらいの進捗なのか分からなかったりします。
特に数字など分かりやすい指標がない目標は難しいと感じています。そこでこのような仕組みを作成してみました。
もちろん今回の仕組み作りで、アクションの投稿数がたくさん集まる=ビジョン実現 とは必ずしもならないと思います。
ですが進捗を追ったり積み上げが見える仕組みを作ることで、アクションが活発になったり、意欲が湧くと思います。
また宣言して終わりでなく、目標を意識する時間が増えます。
一人一人の小さな行動が変わることによってより目標に近づきやすくすることができるのかなと、今回の施策を通して感じました。