こんにちは。ウエディングパークに新卒で入社し、早3年の月日が経ったエンジニアのほんぼです。
私は入社からこれまで、結婚準備クチコミ情報サイト「ウエディングパーク」の運用開発チームのエンジニアを担当しています。
チームのミッションはカップル(以下ユーザー)と結婚式場(以下式場)のマッチ度を高めることで、そのために、サイトのSEO評価を上げるための施策を実施したり、ユーザーにとって使いやすいサービスになるようにUI/UXを改善したりと日々チーム一丸となってサイト運用を行っています。
今回はさまざまな施策の中の一つをピックアップしながらやりがいや業務内容について紹介したいと思います。
もくじ📔
- 案件開発業務について💁
- 開発業務以外もやってます🙆
- 組織貢献施策もやってます🏫
- やりがい🌅
案件開発業務について💁
ウエディングパークでは毎日どのようにすれば、ユーザーと式場のマッチ度を高めるを提供できるかを考えて開発・運用を行っております。
私が開発・運用を行うのは、ユーザーが活用するサービスサイトと、式場が自社の魅力を伝える情報や画像などを入稿・管理する管理画面です。
直近の案件をひとつ挙げると、結婚式場のプランを検索する機能および結婚式場向け管理画面のバージョンアップを行いました。
新型コロナウイルスの影響などで結婚式のあり方が変わってきました。今までは結婚式場が結婚式のプランを入稿する際にプランに紐づくカテゴリを単一でしか設定できませんでしたが、時流に合わせたキーワードを新たに追加できるように変更しました。
(例えば「オンライン配信OK」や「2部制・3部制」など新たなキーワードを用意し、一つのプランに複数選択できるようにしました。)
この案件では、式場がこれらの情報を新たに入稿できるように管理画面の機能改修やデザイン変更、ユーザーが活用する公開画面や取得APIの新規作成などウエディングパークの幅広いページやプログラムを触る必要があります。
影響範囲の広い案件でしたが、この機能の追加によって式場は伝えたい情報を深く提供でき、ユーザーはそれを知ることができるようになりました。
この様にユーザーと式場のマッチ度を高める様々な案件を日々開発しております。
開発業務以外もやってます🙆
メイン業務は先程述べたような開発を行っておりますが、ディレクターから依頼された案件をただ手を動かして実装するだけはありません。
ウエディングパークのエンジニアは実装だけでなくチーム一枚岩となって案件の企画や実現方法を考えることがあります。
例えば、私のチームでやっている一例としては、「チーム合宿」と「サミット会議」です。
「チーム合宿」は、チーム全員でアイデアを提案し、ディスカッションすることで案件を作成していくミーティングのことです。
このミーティングにはディレクター・デザイナー・エンジニアが参加し、自ら感じている課題などを提案・実行しています。
合宿の開催方法は、全員で集まって話し合う場合や少人数のチームに分けて行うケースなど毎回様々です。
私が以前、提案した案件は「画像の拡張子を次世代の形に変更し、サイトパフォーマンスを向上させる」というクリエイター目線でページの速度改善の提案です。
この案は無事採用され、案件として実際に動き出しました。
このようにウエディングパークでは職種や役職に囚われず、自ら改善・提案をできるような場がたくさんあります。
そのため、通常業務の中で感じた課題やアイデアを提案するスキルも求められます。
「サミット会議」は、実施が決定した企画の初期段階でディレクター・デザイナー・エンジニアのチームですり合わせを行うミーティングのことです。これによって、開発が始まる前に実現可能性を高めることができます。
例えば、「その実装には〇〇日かかってしまう」、「この企画の目的が▼▼なら□□の実装がいいかもしれない」など上流工程の段階でクリエイター側から提案をしています。
また、事前にディレクターが実装面で不安に感じているところなどがクリアになるため、お互いが100%理解した上で企画を進めることができ、途中で案件内容がズレるといったリスクを減らすことができます。
この様にエンジニア側からも提案する機会がたくさんあります。
そのため、チームで一緒にものづくりをすることができ、効果があった際は全員で喜びを分かち合うことができます。
組織貢献施策もやってます🏫
また、開発以外の組織貢献にも取り組んでいます。例えば、私が提案・実施したのは「SQL講義」です。
実施した背景として、ウエディングパークではデータベースの操作やデータ抽出などは全てエンジニアが対応しております。
そのため、ディレクターがデータベース構造を知る機会が少なく、エンジニアとディレクターの考え方で乖離が生まれていました。(ディレクターが簡単にできそうだと思ったことが、実はDBで複雑な処理が発生してしまうなど)
そこで、ディレクターに対してデータベースやSQLについての講義を行うことでエンジニアとの認識のズレを少しでも改善できればと思い、SQLの基礎から社内での活用方法まで、3ヶ月間毎週1時間の講義と毎週30分の質疑応答タイムを設けて開催しました。
結果として参加メンバーのデータベース/SQL知識が向上し、先程述べた「サミット会議」でテーブル構造をベースにした話をするケースやディレクターがSQLを作成したケースが増えました。
この様に自ら感じた社内の問題点などに関しても意見を言い、実行することができます。
やりがい🌅
ウエディングパークのチーム開発は案件の企画や定義など上流工程も行うことができます。
ミッションであるユーザーと式場のマッチ度を高める手法に関しては明確な答えがないため、常にチームと相談し、悩み、悪戦苦闘しています。
しかし、その分効果が出たときはチーム全員で喜びを分かち合うことができます。
そのため、チームでものづくりをしているという一体感を感じることができます。
また、私のチームはサイトの根幹部分を担う案件がたくさんあるため、開発することは良くも悪くも自分達の力量で今後の会社の成長が決まります。
その責任は大きいですが、その分挑戦し続けることができるやりがいがあります。
新型コロナウイルスの影響で「結婚式のあり方」も変化していきました。
今まで通りのやり方では通用しなくなった今、ユーザーが一番使いやすいと思えるようなサービスを追求していく必要があります。
その答えをチームで考え、作成していくことがウエディングパークのエンジニアとして面白さだと強く感じます。