こんにちは。エンジニアのなりです。
フォトウエディングの決め手が見つかるクチコミサイト「Photorait」で開発を行っています。
私は、中長期的なキャリアとして、サービスの未来を考えて創るような、サービスの上流工程に携わるお仕事がしたいと思っています。
それを実現するためのスキルをつけたいという思いで、もともとPhotoraitチームで行っていた、サービスの未来を考えて創る会議(イノP会議)の運営メンバーに入れていただきました。
今回は、そんなイノP会議について、運営側としてどう関わったのかをご紹介します。
イノP会議とは
イノP会議とは、チームの目指す目標を達成するために何をすべきか?をチーム全員で議論する会議です。
ウエディングパークでは、各チームがそれぞれのミッションを行う上で、最終的に到達したい状態を抽象的に設定した目標(ビジョン)を掲げており、それを「意義目標」と呼んでいます。
私が所属するPhotoraitチームの意義目標はこちらです。
フォトウエディングでブライダル業界をイノベーションし、日本の結婚写真の価値水準をあげる
これを設定してからは、意義目標を抱きながら仕事に取り組むことは出来ていたものの、具体的なアクションにまで落とすことが出来ていませんでした。
そこで立ち上がった会議が、「イノP会議」です。「イノ」ベーションを「P」hotoraitが起こす、そのために、全員が当事者意識を持って、自ら課題を発見し、解決方法を議論することを目的とした会議が定期開催でスタートしました。
今までのイノP会議で取り扱ったテーマを少しご紹介します。
- こんな取組みをやったら、イノベーションになるんじゃない?
- フォトウエディングのオフシーズンをオンシーズンに変えるアイディアを考えよう!
- 「クチコミ」でイノベーション出来るか!
- コロナ後の結婚式・フォトウエディングはどうなる?
このように、目の前の業務ではなく、視点を未来に向けて答えの無い問いに、チームみんなでアイディアを出し合う時間をたくさん取ることが出来ました。
実際に、この場で出たアイディアから今後開発予定の案件が生まれています。
イノP会議の運営に携わったきっかけ
私は現在エンジニアとして日々Photoraitの開発運用業務に携わっていますが、中長期のキャリアビジョンとしては、エンジニアとして開発業務を行うだけでなく、サービス開発の上流工程にもっと参加して、ディレクション領域にも進んでいきたいと思っています。
イノP会議は、PhotoraitのWebディレクター職の社員が企画運営しておりました。
ですが、サービスの未来を考える会議を運営することが自分のキャリビジョンにとって学びが大きいはず!と思い、運営に携わりたいと昨年度末に声を上げて、4月から運営チームに加わりました。
運営チームにジョインして開催した会について
運営チームにジョインして開催した会について、少し詳しくご紹介しようと思います。
▼テーマ
コロナ後の結婚式・フォトウエディングはどうなる?
▼開催頻度、所要時間
3ヶ月に1回、2時間で実施
▼アジェンダ
□事前準備
①職種混合チームをつくる(営業・ディレクター・エンジニア・デザイナー)
②テーマについてディスカッションし意見をまとめてくる
<具体的なトークテーマ>
1.コロナ前後で変わった価値観、最近のトレンド、生活(結婚に関わること含め、私生活全般) 2.コロナ禍・後の結婚式はどうなる? 3.コロナ禍・後のフォトウエディングはどう変わった?この先、どうなる?
□イノP会議当日
①チームごとにプレゼン(発表+質疑応答)
②職種ごとに別れてその場でディスカッションし意見をまとめる(営業チーム / ディレクター / エンジニア+デザイナー)
1.コロナ後に向けて何をするべき? 2.フォトウエディングはどんな価値をカップルに提供できるのか?(具体的なアクション)
③チームごとにプレゼン(発表+質疑応答)
やってみて
運営に携わってみることで、いち参加者では知ることが出来なかった気づきがいくつかありました。
・トークテーマを決めるのは、とっても難しい
参加者のときは与えてもらっていたトークテーマ。
でも運営側になってみると、チーム全員の時間をたくさんいただいて行うMTGなので、テーマ設定はとても重要で神経を使うものでした。
いつか話したいことは山ほどある、でも今話すべき最優先は何なのか。サービス全体を俯瞰してみた決断が必要でした。
・思ってもなかった新鮮な意見が出る
テーマを設定する上で、議論が膨らむか?どんな話が出るか?はある程度想像していましたが、当日会議を行ってみると、各チームによって、職種によって、出てくる意見は本当に様々で、ひとりでは辿り着けない思考に辿り着けるのを、とても強く感じました。
まとめ
エンジニアのキャリアビジョンは様々あります。
エンジニアの中でも、技術を磨いて現場で活躍し続けるスペシャリストや、プロジェクト進行をマネジメントするポジション、エンジニアの経験を活かして別職種の領域にチャレンジすることもあると思います。
この仕事は〇〇の職種の仕事だから…と自分の領域を制限してしまうのは、自分の「好き」と出会うチャンスを狭めてしまうと私は考えています。
今後もエンジニアという職種に縛られず、何でもチャレンジしてみて、自分の「好き」や「得意」をたくさん見つけて行きたいと思います。