概要

今回のWP HACK DAYのテーマは「ビジョン実現につながるもの」でした。
「21世紀を代表するブライダル会社を創る」の実現に近づけるようなものとはどんなものか、準備期間とWP HACK DAY当日で発案から開発まで取り組みました。
今回我々のチームはビジョンから発想を広げ、社員同士をマッチングするガチャを開発しました!

この記事では、本チームの開発について記載していきます。
WP HACK DAY #6全体の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

社内ハッカソン「WP HACK DAY #6」を開催しました!

WP HACK DAYまでのタイムライン

前日までの準備

WP HACK DAYでは開催までの間も準備期間が設けられているのですが、週1時間までの作業およびミーティング時間という制約のもとで準備を進めました。

  1. テーマからどのようなことにアプローチするか検討
    「ビジョン実現につながるもの」というお題に対して、どのようなアプローチができるか。
  2. アプローチする題材から課題解決方法を議論
    いくつかアプローチしたい題材についてどのように課題解決するか議論しました。ここでは、1日の作業時間で実際に実現可能かも併せて検討しました。
  3. 本記事で後ほど紹介する題材に決定し、より具体的な手段について作業準備
    • アニメーションデザインの作成
    • 画面モック
    • 機能ロジックのアルゴリズム
    • 作業環境のサーバの接続権限設定

当日のタイムスケジュール

9:00-9:30 チームごとに今日の流れを確認
9:30-9:40 開会式
9:40-12:00 開発
12:00-13:00 ランチタイム
13:00-17:00 開発、発表資料作成
17:00-18:00 成果発表会
18:00-18:30 懇親会

選んだ題材とその理由

今回のWP HACK DAYのテーマは「ビジョン実現につながるもの」でした。
まずはビジョン実現するために何が必要かをチームで話し合い、

  • 「1人ではビジョンを達成することはできないので、WP社員の結束力を高めることが必要不可欠!」
  • 「結束力を高めるためにもっと結節点を増やしたい!」

という結論に至りました。

けっせつ10とは

 

けっせつ10(けっせつてん)とは、ウエディングパークの社内制度の1つです。
新入社員(新卒中途問わず)が普段あまり関わりのない社員とより交流を深めるためにランチや会食ができる制度で、一定額までは会社が費用を負担します。

「けっせつ10」という名前にもある通り、「10」がこの制度の鍵になります。
けっせつ10は社員同士なら誰とでも食事に行けるわけではなく、一定のルールがあります。

  • グループを作るにはメンバーの入社年次を足して10になるようにする必要がある
  • 最低2部署以上の組み合わせである必要がある
  • メンバーは2~4人

けっせつ10についてのより詳しい情報は弊社のプレスリリースをご確認ください。

新入社員のアイディアから生まれた新制度!入社年次が合計「10年」の社員を集めて開く交流会「けっせつ10(てん)」を発表

けっせつ10の課題

けっせつ10は社員同士の結束を高めるにはうってつけの制度なのですが、場合によっては

「誰を誘おう…まだあまり話したことがないのに急に誘ったらびっくりされるかな…」

と考えすぎた結果使わずに終わってしまった…。なんてことも。

また、けっせつ10は新入社員が社内の人間関係を構築しやすくなる反面、ルールに沿ったメンバー決めが簡単ではない課題もありました。
そこで、適当にメンバーを提案してくれるツールがあればもっと気軽に誘えるようになるのでは?と考えました。

そのような考えから、我々のチームはこれらのけっせつ10の課題を解決するツールを開発することにしました。

チーム体制

チーム名は、安直ではありますが、それぞれのイニシャルと、甘いもの好きの共通点で、「バキバキ!糖分MOKA」と名付けました。お腹空きますね。
担当:

  • M: マッチングロジックの開発を担当。Laravelのバックエンド開発に挑戦。
  • O: 主にデザインページモックとコーディング、アニメーションを担当。アニメーション作成に挑戦。
  • K: Laravelでフロントエンド側の開発に挑戦。
  • A: メンバーの製作物の結合と、当日のメンバーのフォロー、発表資料を隙間時間で作成して、チーム全体の開発時間の確保。

当日のチーム開発の進め方

  1. それぞれの役割の認識合わせ
    デザイン、バックエンド、フロントエンド、プロジェクトマネジメントで分担しました。
    それぞれのメンバーがあまり経験したことのないことに挑戦しました。
  2. 環境整備
    「シャッフルン」というフリーアドレスの座席エリアを自動で選んでくれる社内サービスの環境で社員名簿を保持しているため、その環境を活用しました。(シャッフルンは現在休止中)
  3. 各々開発→都度マージ
    同じテーブルで島をつくり会話をしやすい状態にし、
    各々自分の担当箇所の開発を進める→分からないところなどがあれば質問、相談→ある程度完了したらマージ
    という流れの繰り返しで進めていきました。

制作物紹介

今回のWP HACK DAYで我々は、

ドキドキ♡マッチングガチャ

を開発しました!

「ドキドキ♡マッチングガチャ」は、けっせつ10のメンバー決めの際の誘いづらさや、ルールに沿ったメンバー決めの難しさなどの課題を解決する社内Webサービスです。
サイゼリヤ1000円ガチャ」に着想を得たツールで、自分自身と開催人数を入力するだけで自動でメンバーが選出されます。

動作の様子

  1. 部署を選択
  2. 自分の名前と開催人数を選択
  3. ガチャのアニメーション

  4. マッチング結果

    ※WCはワイルドカードで、6年目以上のメンバー

展望

当日の開発だけで完璧なものができたわけではなく、今後より改善できる点もいくつかありました。
今回はプロトタイピングのため、既存の開発環境上で開発をすすめていました。そのため、開発環境のデータが古いことに起因する課題がありました。
具体的には、新入社員の情報が取得できなかったり、入社月を考慮できておらず勤続年数に誤りが発生する不具合などが既存システムにあることも当日判明しました。
また、更なる利便性向上として、ガチャの結果画面にメンバーのアイコンを表示する機能や、ガチャの結果をSlackなどに簡単にシェアできる機能も検討しています。

WP HACK DAYを通しての学びや感想

M:新卒として入社して初めてのWP HACK DAYで、初めて1からプロダクトを作る経験ができ多くの学びがあったと同時に、終わるのがあっという間なとても楽しいひと時でした。Laravelでの開発の基本やデータベースの扱いなど、今後の業務でも必要になる知識と経験をかなり身につけることができました。その後の業務でもWP HACK DAYでの学びが役立っています!

K:あまり経験のないLaravelでの開発かつ、限られた時間の中で一から成果物を作るという経験を今までしたことがなかったので、普段の業務での開発とはまた違って新鮮な気持ちで取り組むことができました。
正直私は他のメンバーに頼りっきりになってしまいましたが、自分の技術レベルを認識、痛感することもできてモチベーションの上がるとても良い経験になりました!次回のWP HACK DAYではもっと活躍できるよう成長していければと思います!

A:今回のチーム構成において、私以外が本イベントには初参加で勝手がわからない状態でした。当日の温度感や、やることの規模感など、このメンバーで分担してできるものかもみんなで考え、準備や当日の作業のリードとフォローに回り、チームでの開発を円滑にするサポートに努めました。発表ぎりぎりまで開発するこのスリルと、普段一緒に案件にアサインされない開発メンバーと協力する新鮮さと楽しさは、まさにお祭りでした。

終わりに

今回のWP HACK DAYを通じて部署を超えた開発に挑戦することができました!これをきっかけに、今後も部署を超えた挑戦を加速させ
「技術とデザインのウエディングパーク」そしてその先の「21世紀を代表するブライダル会社を創る」のビジョン実現に向けて全社一丸となって進んでいきます!

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