こんにちは。エンジニアのあずめんです。
弊社は、「ウエディングパーク的『デザイン経営』」を掲げています。
このデザイン経営を実現するために、エンジニアチームでも、
- プロダクトの運用スピードを上げもっと価値創造できる集団になる
- 技術の深堀りをしてもっとエンジニアがもっとワクワクできる環境をつくる
この二つを実現したいと考え、
エンジニアチームで所属部署を問わない横断のプロジェクトを始めることが決まりました。
エンジニア横断のプロジェクト
そのプロジェクトを、TAKIBI プロジェクトと名付けました。
このTAKIBI プロジェクトは、
- プロダクト改善サイクルづくり
- AWS/インフラを理解、運用できるようになる
この二つを、エンジニア横断で推進するプロジェクトです。
TAKIBIと名付けたのは、
プロダクトやシステムをリリースして終わりではなく、よりよくしていきたい。そのような想いを何と例えるかと考えてひらめいた「焚火」。
焚き火は、火起こしして終わりでなく、長く燃え続けるためには薪をくべたり、風や雨にさらされないように、面倒を見てあげる必要がある。
システムをつくり、育てていくことに似ているかもしれない。
エンジニアみんなで焚き火を囲むように、協力して高め合いたい。
こういった想いを込めたからです。
本記事では、私も推進の一員として進めた「AWS/インフラを理解、運用できるようになる」ために実施した施策について紹介します。
AWS/インフラを理解、運用できるようになる
参加者を募り、そのメンバーが、
- システムがどのようなAWSサービスを利用しているか
- どういう思想でその設定をしているか
を知ってもらうためには、まず、AWSに触れてもらいながら、理解を深めていくことが一番だと考えました。
そこで、EC2やRDSなどのサービスを設定しながら、弊社で利用しているフレームワークのLaravelアプリケーションが開発できる状態のシステムを構築するまで、
ハンズオン形式で触りながら理解を深めていただきました。ハンズオンはZoomで講師の画面を共有しながら実施し、わからないことは都度質問できるような形式で行いました。
また、ただ構築するだけでは、AWS公式のものも含めたくさん教材はありますので、社内でやる意義を持たせるため、
弊社の実際に運用しているサービスではどう設定しているかなど紹介したりして、
AWS初学者じゃなくても学びがあるようなハンズオンを心掛けました。
AWSハンズオンのために、どのような構成で、何に注目して紹介するかなど講師メンバーですり合わせ、準備を進め、1時間のハンズオンを4回~5回で実施しました。
ハンズオンで学ぶAWSサービスは下記のような簡単な構成で、それぞれの役割などを紹介したり、弊社で実際運用しているサービスではどのような意図や設定がしているかなども紹介しました。
AWSハンズオンを通じて
AWSハンズオンを終えて、参加者にアンケート回答をいただいたのですが、非常に満足度の高いものとなりました。
このAWSハンズオンをきっかけに、AWSに興味を持って、勉強しはじめてくれた方も参加者の中にいました。
未知のものを一人で学習するハードルというのは高いですが、それを教えあって学ぶことでそのハードルが少し下げられたのではないでしょうか。
また、アプリケーションが動いているその周辺で実際にどのようなサービスがどのような役割で利用しているかが知ることができたといった感想などももらえ、学びの大きいハンズオンになったのかと確信を持っております。
TAKIBIプロジェクトは、このAWSハンズオンだけではありません。
引き続き、弊社のエンジニアが技術にワクワクし、成し遂げたいことを実現できるように、全員で歩みを進めてまいります。