こんにちは。結婚指輪・婚約指輪の口コミサイト「Ringraph」でエンジニアをしているさー(@__south__373)です。

以前こちらの記事で、全社エンジニア横断で行ったリモートワーク下でのコミュニケーション施策について紹介させていただきました。
全社エンジニア横断!リモートワーク下で行ったコミュニケーション施策

記事の最後に1ヶ月やってみてリニューアルと書いたのですが、
実際にどんな風にリニューアルしたのか、ご紹介したいと思います。

1ヶ月やってみての変更点

改善ポイントを受けて、いくつか運用を変更することにしました。

変更点1:トークすることをメインにせず、困っていることを気軽に相談できる場へ

これまでは明確にトークテーマを設けて、集まってくれたメンバーでその内容についてディスカッションをしていました。
これはこれで、いろんな人の意見が聞けて新しい発見も生まれたのでよかったのですが、もっと些細な案件ベースの相談をする場所にしたかったという声や、実際に運営していて毎回トークテーマを決める手間だったり当日ファシをしなければいけない負担があったので、トークテーマを設けるトークメインのスタイルを辞めることにしました。
そこで、交流をする場というよりは、オフィスの拡張というイメージで困っていることについて気軽に相談できる場所へとリニューアルすることを決めました。

変更点2:Zoomではなく、Gatherを使用

ウエディングパークではリモートワークでの通話手段としてZoomをよく使用しており、WPhouseでもZoomを使用していました。
ただ、各自が気軽に相談できる場所にしたいというところを考えると、グループを分けて話す際にわざわざブレークアウトルームを立ち上げて移動する必要があるため適したツールであるとは言えませんでした。
そこで、クラスメソッドさんが紹介していたGatherというツールを使用してみることにしました。このツールは全員が一堂に会したり、近くにいる人だけで会話をしたりということが簡単に行えます。

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また、このツールは社内では使用している事例がなかったため、
普段参加しないメンバーもこのツールへの興味からWPhouseへ参加してくれることも期待として持っていました。

変えてみた結果

よかったこと

■ 困っていることを気軽に相談できる場へしっかりアップデートされた

「ooさんにこのこと聞きたいんですけど、ちょっといいですか?」という会話が増え、いろんな場所で相談が同時に行えるようになりました。興味がある人は一緒についていって聞いたり、そうでない人は大部屋でディスカッションをしたり、できれば作業時間に当てたいけど会話は聞いておきたいという人は作業をしながら場に参加だけしていたり。各自で好きな時間の使い方ができるようになったと思います。
このこと聞いてみたいけど、わざわざ1対1でZoom繋ぐほどじゃないんだよな…みたいなことも消化できるので日々のモヤモヤをそのままにしないですむようになりました。

■ 参加メンバーが増えた

Gatherで使う部屋は自由にカスタマイズできるので、定期的にアップデートしたり、そのお知らせを聞いてから普段は来ない人が参加してくれたりと新しいツールを使うことによるメリットをしっかり享受できたと思います。
少なくとも全員が1回は参加しており、多い時はエンジニアメンバーの約7割が参加してくれました。

初めてGatherを使った時、こんな風にみんなで写真撮影しました笑

■ WPhouseの時間でやりましょう!という会話が増えた

以前から、定例で議論しきれなかった内容を「続きはWPhouseで話しましょう」という流れは作れていたのですが、最近は環境構築や引き継ぎ作業など、WPhouseの時間で一緒にやっちゃいましょうという会話が増えました。
これによって、わざわざ新しくミーティングの時間を抑える必要がなくなりました。
さらに、環境構築などは一人だと詰まったり、ナレッジが属人化されてしまいがちですが、これをオープンな場で行うことによって、わかる人にすぐ相談できたり、自分のタスクじゃないけどナレッジとして知っておきたい人でも知れる機会ができたと思っています。

改善ポイント

■ それぞれの部屋の話題が一見わからない

各話題ごとに場所を移動して会話をするのですが、途中から来たメンバーからすると、それぞれの人がどんな話題について話しているのかわからないので、後から会話に入りにいくということがしづらい状況です。
お隣の会話も聞けるというのがメリットでもあるこの時間なので、何かしら改善をしたいと思っています。

今後の展望

WPhouseという取り組みですが、リモートワークで働く中でもエンジニア全員が気軽に集まれる場所としてだんだんと機能してきたように思います。
現在はチーフエンジニアが運営という形で行っていますが、文化として根付いて欲しいなと思っています。

最後に

今回は、全社エンジニア横断で行っている施策についてご紹介しました。

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